C・ロナウド「おそらくアル・ナスルで引退するだろう」…ポルトガル代表での将来についても言及
アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身の今後について言及した。27日、イギリスメディア『BBC』がポルトガルのテレビ局『ナウ』でのコメントを伝えている。
現在39歳のC・ロナウドは、母国ポルトガルのスポルティングでプロデビュー。これまでマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスとメガクラブを渡り歩いてきた。キャリアを通じて通算5度のチャンピオンズリーグ制覇を経験するなど、数多くのタイトルを獲得。 “世界一”の選手に贈られるバロンドールも5回受賞しており、現代サッカー界を代表するプレーヤーとして歴史に名を残している。2022年12月にはアル・ナスルへと加入。昨季はリーグ戦で35ゴールを挙げ、サウジ・プロフェッショナルリーグの1シーズンにおける最多得点記録を更新しながら得点王に輝いた。
今夏にドイツで開催されたEURO2024にも出場し、今もなお第一線で活躍を続けるC・ロナウド。大ベテランの域に達しながらサウジアラビアで得点を量産する同選手については、キャリアをスタートさせたスポルティングへの将来的な復帰が噂されている。
そんななか、『ナウ』のインタビューに応じたC・ロナウドが自身の今後について言及。「近いうちに引退するのか、2、3年で引退するのかはわからない」と述べつつ、「でも、おそらくここアル・ナスルで引退するだろう」と自らの見解を示した。また、アル・ナスルでの日々についてもコメント。「このクラブで幸せだし、この国でも良い気分だ。サウジアラビアでプレーできて満足だし、これからも続けていきたい」と口にした。
また、ポルトガル代表での将来についても発言。EURO2024でのパフォーマンスに対して一部メディアなどから批判を受けるなか、「代表を去るときは事前に誰かに告げるつもりはない。それは僕にとって非常に自発的な決断になるだろうが、同時に非常によく考えた決断でもあるだろう」と引き際を語っている。
一方で、「今、僕が望んでいるのは、これからの試合で代表チームを助けられるようになることだ」と主張。「ネーションズリーグも控えているし、ぜひプレーしたい」と決意を燃やした。