寝起きの良いiPhoneのアラーム、科学的なベスト5とワースト5はコチラ
寝起きに「良いアラーム音」と「悪いアラーム音」はあるのか? 科学はあると言っている。
良い目覚まし音が持つ「3つの特徴」
起床直後に眠気を感じたり、頭がぼんやりしたり、気分が低下したり、シャキッとしない状態のことを「睡眠慣性(sleep inertia)」と呼ぶ。睡眠慣性とアラーム音の関係性については様々な研究があるが、オーストラリアのRMIT大学の研究チームが行なった調査などから、音楽企業Startleのアナリストたちが導き出した良い目覚まし音には3つの特徴があるという。
1つ目は、歌ったり口ずさんだりできるようなやさしいメロディであること。2つ目は、支配周波数が500Hz前後またはC5キーであること。3つ目は、1分間に100~120 BPMほどの早すぎず遅すぎないメロディであること。このような特徴を持つ音色こそ、起床に最も適したものであるという。
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そんな3つの法則をもとに、Startleの音楽アナリストたちが導きだした最も悪いiPhoneのアラーム音は「チャイム」で、最も良いiPhoneのアラーム音は「煎茶」。
煎茶は、キーC、BPM110、低周波(500Hz)で奏でられるやさしいメロディーで、「気分の悪い目覚めの確率を減らすiPhoneアラーム」とチームはした。一方で、チャイムは「メロディがなく、短くて鋭いノイズが多く、周波数も推奨値よりはるかに高い」ことを理由に最悪と位置づけられた。
最近では、光目覚まし時計(ウェイクアップ ライト)などより快適な目覚めをサポートしてくれる睡眠グッズがされている。iPhoneのアラーム音に関しては今日からすぐに取り入れられるので、ベスト5に入っている音から試してみては。
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