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普通の犬だと思って救助した10歳の少年。その正体を知って驚愕した。
川に飛び込む 後々考えてみれば危険な行動だったのかもしれませんが、ジェームズには犬を助けること以外に考える余裕がありませんでした。少しでも早く、枝に挟まった犬を助け出す必要があります。「もう少しだけ辛抱してね。今行くからね」と心の中で呟くと、ジェームズはすぐに川に飛び込み、犬の救助に向かいました。 しかし、犬の救助は思ったようには進みません。犬を助け出すのは、思っていたよりも大変だったのです。
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ねこが3匹になったらどうだ? 「3匹のねこのおしえ」/ねこむかしばなし(9)
◆元となったむかしばなし 敵に塩を送る 日本の戦国時代のころ、武田信玄と上杉謙信という武将がいました。 2人は何度も争うライバル関係です。ある日、信玄率いる武田軍はほかの国から攻められた挙げ句、塩の供給をストップされてしまいました。生活の必需品である塩の供給が止まることで、塩の値段が高くなり武田軍は財政難の危機に瀕します。するとその噂を聞いた上杉軍から大量の塩が送られてきました。 たとえライバル関係であったとしても、困っていたなら助けるという上杉謙信の義理人情に感動した信玄は、お返しに塩留めの太刀を送りました ◆四面楚歌のねこ ◆元となったむかしばなし 四面楚歌 むかし中国の楚という国に項羽という将軍がいました。 項羽はライバルである漢の劉邦とどちらが天下統一できるか競っていたのですが、徐々に旗色が悪くなってきます。いよいよ項羽軍は劉邦軍に追い込まれ、四方を囲まれます。四方からの攻撃に備えていた項羽軍でしたが、ふと耳をすますと祖国である楚の歌が聞こえます。 すると、故郷を懐かしみ、戦意を喪失した項羽軍の兵士が続々と逃げ出していきました。その光景を見て、完全に負けを悟った項羽は妻の虞美人に「汝を如何せん(あなたをどうにかしてあげたいが、どうすることもできない)」といった詩を贈ります。 その後、虞美人は消息を絶ち、項羽は命が消えるまで漢軍と最後まで戦い続けました。
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【シンデレラのガラスの靴とねこ】靴の持ち主を見つけたい王子。しかし猫の妨害に遭って!?/にゃんと!ねこむかしばなし(1)
『にゃんと!ねこむかしばなし』 1回【全15回】 作品の元となったお話の解説も! 神話や名作についても改めておさらいしながら楽しむ、ねこが加わった新たな展開の物語。 言わずと知れた数々の有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。童話や昔話にねこが加わるだけでひと味違った展開となり、悲劇の結末を迎えるお話ですらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!? 誰もが知っている古今東西の昔話やおとぎ話。そこにねこが登場したら…? というもしものエピソードを、ぜひお楽しみください。 ※本記事はぱんだにあ著の書籍『にゃんと!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。◆シンデレラのガラスの靴とねこ ◆シンデレラのガラスの靴とねこ ◆元となったむかしばなし シンデレラ 継母と義理の姉妹にいじめられて過ごしていたシンデレラ。ある日、王子様のお相手選びも兼ねた舞踏会が開かれることに。しかし、ドレスを持っていないシンデレラは参加することできません。 悲しむシンデレラの元に現れた魔法使いが、夜の12時までという約束で素敵なドレスを用意してくれました。舞踏会で王子様に見初められ時間も忘れて踊るシンデレラ。しかし、12時の鐘の音が聞こえたため、名前も告げずに急いで帰ります。 その時に落としたガラスの靴を頼りに王子様はシンデレラを探しだし、再会した二人は幸せに暮らしたのでした。 ◆青ひげとねこ
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【さるかに合戦なねこ】あ、降りられないだけか。木に登った猫に邪推してしまったカニの話
【シンデレラのガラスの靴とねこ】靴の持ち主を見つけたい王子。しかし猫の妨害に遭って!?/にゃんと!ねこむかしばなし(1) 『にゃんと!ねこむかしばなし』 5回【全15回】『にゃんと!ねこむかしばなし』 5回【全15回】 作品の元となったお話の解説も! 神話や名作についても改めておさらいしながら楽しむ、ねこが加わった新たな展開の物語。 言わずと知れた数々の有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。童話や昔話にねこが加わるだけでひと味違った展開となり、悲劇の結末を迎えるお話ですらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!? 誰もが知っている古今東西の昔話やおとぎ話。そこにねこが登場したら…? というもしものエピソードを、ぜひお楽しみください。 ※本記事はぱんだにあ著の書籍『にゃんと!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。 さるかに合戦 昔、あるところにカニが住んでいました。 カニがお昼ごはんにおにぎりを食べようとしたところ、猿がやってきて柿の種とおにぎりを半ば無理やり交換していきます。しかたないのでカニは柿の種を撒き、柿の木を育てました。大きくなった柿を収穫しようとした時、猿がやってきて自分が取ってやると言い出します。 しかし、猿は木に登って自分ばかり食べ、あろうことかカニには熟していない青くて固い柿をぶつけてケガをさせました。そのことを聞きつけた臼、ハチ、クリがカニのお見舞いにやってきて、猿への仕返しを企てます。 作戦は見事に成功。3人にやられた猿は改心し、柿の木に登って熟した柿をカニのために取ってあげるなど、仲良く過ごしたのでした。
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