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普通の犬だと思って救助した10歳の少年。その正体を知って驚愕した。
ある日、学校から家に帰る途中で、ジェームズは何かの音を聞きました。それは、水の中で何かが動いているような音です。気になった彼は、その音が聞こえてくる方に向かいました。そこでジェームスが見たものとは、溺れかけている犬の姿だったのです。 すでに疲労しきった様子の犬は、助けを求めるような表情でジェームズに訴えかけます。それを見た彼はすぐに犬の元へと近づき、川から犬を助け出しました。しかし、その犬は川から上がった後も動こうとしません。
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ねこが3匹になったらどうだ? 「3匹のねこのおしえ」/ねこむかしばなし(9)
ねこむかしばなし 9話 もしも、誰もが知っているあのお話にねこが登場したら…? 桃太郎、シンデレラ、一休さんなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!? 昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わることで、物語は新たな展開に! 童話×ねこの癒やし系ねこまんが『ねこむかしばなし』から、思わずニコニコしてしまうお話を21回連載でお送りします。今回は第9回です。 ※本作品はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集した無料試し読み連載です ◆3匹のねこの教え ◆元となったむかしばなし 三本の矢の教え 日本の戦国時代に毛利元就という武将がいました。 自身の命が長くないことを悟った元就は3人の息子を呼びました。そして3人の前で3本の矢を1本ずつ折ります。「1本では簡単に折れてしまうが…」と言ったあと、3本の矢を束ねて折ろうとするのですが矢はまったく折れません。「このように3本束ねればまったく折ることができない。この矢と同じようにそなたらもバラバラではなく、力をあわせて困難を乗り切りなさい」と伝えたのです。 結束することの大切さを改めて学んだ3人は固い絆で結ばれたのでした。 ◆敵にねこを送る
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【シンデレラのガラスの靴とねこ】靴の持ち主を見つけたい王子。しかし猫の妨害に遭って!?/にゃんと!ねこむかしばなし(1)
『にゃんと!ねこむかしばなし』 1回【全15回】 作品の元となったお話の解説も! 神話や名作についても改めておさらいしながら楽しむ、ねこが加わった新たな展開の物語。 言わずと知れた数々の有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。童話や昔話にねこが加わるだけでひと味違った展開となり、悲劇の結末を迎えるお話ですらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!? 誰もが知っている古今東西の昔話やおとぎ話。そこにねこが登場したら…? というもしものエピソードを、ぜひお楽しみください。 ※本記事はぱんだにあ著の書籍『にゃんと!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。◆シンデレラのガラスの靴とねこ ◆シンデレラのガラスの靴とねこ ◆元となったむかしばなし シンデレラ 継母と義理の姉妹にいじめられて過ごしていたシンデレラ。ある日、王子様のお相手選びも兼ねた舞踏会が開かれることに。しかし、ドレスを持っていないシンデレラは参加することできません。 悲しむシンデレラの元に現れた魔法使いが、夜の12時までという約束で素敵なドレスを用意してくれました。舞踏会で王子様に見初められ時間も忘れて踊るシンデレラ。しかし、12時の鐘の音が聞こえたため、名前も告げずに急いで帰ります。 その時に落としたガラスの靴を頼りに王子様はシンデレラを探しだし、再会した二人は幸せに暮らしたのでした。 ◆青ひげとねこ
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【さるかに合戦なねこ】あ、降りられないだけか。木に登った猫に邪推してしまったカニの話
【シンデレラのガラスの靴とねこ】靴の持ち主を見つけたい王子。しかし猫の妨害に遭って!?/にゃんと!ねこむかしばなし(1) 『にゃんと!ねこむかしばなし』 5回【全15回】『にゃんと!ねこむかしばなし』 5回【全15回】 作品の元となったお話の解説も! 神話や名作についても改めておさらいしながら楽しむ、ねこが加わった新たな展開の物語。 言わずと知れた数々の有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。童話や昔話にねこが加わるだけでひと味違った展開となり、悲劇の結末を迎えるお話ですらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!? 誰もが知っている古今東西の昔話やおとぎ話。そこにねこが登場したら…? というもしものエピソードを、ぜひお楽しみください。 ※本記事はぱんだにあ著の書籍『にゃんと!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。 さるかに合戦 昔、あるところにカニが住んでいました。 カニがお昼ごはんにおにぎりを食べようとしたところ、猿がやってきて柿の種とおにぎりを半ば無理やり交換していきます。しかたないのでカニは柿の種を撒き、柿の木を育てました。大きくなった柿を収穫しようとした時、猿がやってきて自分が取ってやると言い出します。 しかし、猿は木に登って自分ばかり食べ、あろうことかカニには熟していない青くて固い柿をぶつけてケガをさせました。そのことを聞きつけた臼、ハチ、クリがカニのお見舞いにやってきて、猿への仕返しを企てます。 作戦は見事に成功。3人にやられた猿は改心し、柿の木に登って熟した柿をカニのために取ってあげるなど、仲良く過ごしたのでした。
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