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令和の米騒動でも消費者の8割強が「新米が楽しみ」。ごはんのお供は「鮭」が人気

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令和の米騒動でも消費者の8割強が「新米が楽しみ」。ごはんのお供は「鮭」が人気

株式会社ぐるなびは、20代から60代のぐるなび会員1,300名を対象に、「新米に関する調査」を行った。新米が出回る季節になり、消費者は新米についてどのような印象を持っているのか、調査結果の一部を紹介する。

【調査概要】 
■調査期間:2024年9月2日~9月3日
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員1,300名

令和の米騒動でも「新米が楽しみ」

2024年8月から始まった米不足は徐々に供給が安定する方向に向かっているが、価格は高値が続いている。そんな状況の中、秋になって新米が出回るようになり、新米を味わうのを楽しみにしている人も多いだろう。

株式会社ぐるなびが2024年9月2日~9月3日に、20代から60代のぐるなび会員1,300名を対象として行った調査では、「米不足を実感していますか」という質問に対して、69.3%が「実感している」「やや実感している」と回答した。

「今年の『新米』を楽しみにしていますか」という質問には、「楽しみにしている」「どちらかといえば楽しみ」と82.5%が回答しており、高い期待がうかがえる。楽しみにしている人の割合は、年代が上がるほど高くなる傾向だ。

「新米」と一緒に食べたい食材については、「鮭」が46.8%で1位(複数回答)。続いて、「明太子」が44.9%、「卵」が44.5%、「納豆」が43.5%、「海苔」が41.9%となっている。

「新米はおいしい料理と一緒に食べたい」という意見が多数

また、「『新米』を飲食店で食べるとしたら、どのようなお店で食べたいと思いますか」という質問には、「一緒に食べる料理そのものがおいしい」という回答が57.7%で1位。2位の「土鍋で提供してくれる」が35.4%となっており、新米はおいしい料理と一緒に食べたいという意見が抜きん出ている。続いて、「ごはんをおかわりできる」が32.2%、「米の銘柄にこだわっている」が31.5%という結果となった。

「新米」を食べたい外食のジャンルとしては、「定食屋」が61.9%で最も多かった(複数回答)。2位は「おにぎり専門店」で56.2%、3位が「とんかつ」で32.8%となっている。なお、定食屋は男女とも60%以上だったが、おにぎり専門店は女性が63.7%、男性が47.8%と差がついた。

すかいらーく系列ではライスの値上げを実施

調査結果から外食で新米を楽しみにしている人たちも多いことがわかるが、米の価格はまだ落ち着いていない。すかいらーくホールディングスの『ガスト』や『バーミヤン』『ジョナサン』『夢庵』『ステーキガスト』では、ライスおよびライス関連セット商品を9月26日から30〜55円値上げした。このような状況がまだ続くと見られるが、調査結果を参考に、新米を楽しんでもらえるようなメニューを提供してみてもいいだろう。

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